2021年02月28日

写真家が個展を開催する意義

心が震えました。写真家としてのポジショニング、表現者としての進むべき道を、日本写真家協会の大先輩である伏見行介さんに示していただいたと受け止めています。

真剣に写真に向き合っているならば、写真で勝負をしたいと思っているならば、自分では見えていない成長や育んでいる個性というものを、個展を継続して開催することで発信できることを実感しました。

一つのテーマに取り組み試行錯誤をしている最中には、自分を信じて頷きながら走っていても、孤独で迷いや弱気や挫折しそうな気持ちにもなります。しかし、きっと自分の感性を信じて追い詰めれば追い詰めるほど、自分の成長につながり結果が見出せるのだと今回の個展ほど実感したことはありません。

年齢的な熟成もあるのかもしれませんし、何より今回は10年振りに開催できたことが大きいかもしれません。その間、人生のスランプや業務での飛躍など大きな山と谷を経験しながら、ずっと今回発表した作品を撮影し続けていました。

写真家として死にたい。そう思って生きています。今回はその思いに一歩近づけたと思いました。

伏見行介さんのブログFrom our Diary. MASH 「写真は楽しく!に、10年以上に渡って見守っていただいているような温もりを感じました。益々この道を精進します。ありがとうございます!

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posted by 川廷昌弘 at 11:38| Comment(0) | エコロジー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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