2010年10月20日

COP10でNGO発言を実現!これがスタート!

今日は8時半に国際会議場のNGOルームに入り、9時からのNGOミーティングに参加、CEPA(広報、教育、普及啓発)の会議でさらに強い決議を求めるよう発言すると挨拶、海外のNGOから特に意見がなかったので単独で行動できます。

昨夜、広報の今井さんと相談し、もしNGO発言ができなくても何を言いたいのかを知らせるために海外のNGOと一緒に編集している日刊の情報ペーパー[ ECO 第3号 ]に、発言内容とほぼ同じような原稿を掲載しアピールツールに。

15時開始の予定だけど、進行が速いため11時半には始まる可能性があると聞いていたので、11時には白鳥ホールのNGO席を確保、案の定、11時半を過ぎて次の議案に移ると議長が宣言し、いきなりCEPAの会議が始まる。

多少の議案の説明があり、締約国に対しての発言に移ると次々と発言の要求をするランプが点滅、近くにオブザーバーで座っていたCBD市民ネットの吉田代表にこのタイミングでNGOもスイッチを押していいのか確認しあわててスイッチを押したのでした。

そして締約国の発言が始まりました。

1、カメルーン 
国際生物多様性年(IYB)、国連生物多様性の10年(UN Decade)にCEPAは欠かせない、多様性の損失を食い止めるにはCEPAのメッセージが重要、決議文に追加案あり、CEPA活動の関与を高めるべき

2、ヨルダン
IYB、UN DecadeにおいてCEPAは重要

3、EU 27加盟国を代表してベルギー
COP9から行動のアジェンダやCEPAツールキットを活用、ABSに関するエコシステムの関心を高める、NGOをはじめ多様なセクターと連携、IYBプログラムを称賛するが、地域評価、国別実施を強化するべき、関連条約との相乗効果の発展を

4、日本
IYBで政府はすべてのステークホルダーから国内委員会を設置し多様性の主流化を促進、グリーンウィークを奨励し11万人の参加。

5、シンガポール
決議案を支持、IYBで写真コンテスト2000人のエントリー

6、カナダ
CEPAによってIYBの意識の高揚を図る、NGOや民間セクターと作ったこの勢いをUN Decadeによって10年維持する

7、オーストラリア
IYBはCEPAで意識を高めてきた、すべての締約国が意識を高めてほしい、そのためUN Decadeとして延長することに賛成

8、マレーシア
CEPAは条約のメッセージを広い層に伝えるツール、決議案に先進国からの援助を

9、ペルー
IYBのもとCEPAにより市民の意識を高め、話す場の共有で市民にも浸透した、決議案に2項目追加したい

10、ケニア
CEPAは新戦略計画に重要であり多くのステークホルダーに伝える重要なツール、IYBによる勢いを今後の新戦略計画にさらに追加的な協力をお願いする

11、フィジー
COP10ではじめて発言する、生物多様性は生活であり密接である、小さい国のため資金に限りがありさらに支援が必要、IYBを有効活用し持続可能な利用を実現へ、さらに他国に小さい国のために理解を求める、新たなメディア、モニタリング、アセスツール、育成プログラムには協力が必要、交渉はCEPAを中心に

12、モロッコ
CEPA、IYBを支持、市民社会との活動が重要、教育を強化する、UN Decadeに取組み条約の達成を

13、セネガル
生物多様性の理解は条約の3つの目的でCEPAを、さらに技術移転に協力が必要

14、モザンビーク
ABS議定書、遺伝子組み換え補足議定書、名古屋で決議されるものは、新たな分野の機会をもたらす、国立公園の維持を可能にして拡大を実現する、UN Decadeでさらに活動する協力を期待

15、モーリタニア
COP10での発言はじめて、IYBの長期プログラムは大統領決定、国の半分以上が砂漠のため都市が守られるように人類のために援助を

16、ブルンジ
10年に及ぶ戦争の結果、経済危機に、人と生物多様性の危機、環境保護が最大の挑戦、CEPAは一般の知識、意思決定者の知識を養成するためのツール、公平にあるべき戦略の協力を継続的に供与

17、バーレーン
IYBで多くの努力を行い地域教育の機会を設け、国別のレポート作成、今後は市民の認識を研究、そのための協力要請

18、シリア
IYBでは市民意識の向上を図り、樹木の植林 グリーンカバー 切手発売

19、レバノン
IYBからUN Decadeへ活動を継続

20、中国
将来においてCEPAは重要、条約の3つの目標達成のためIYBは1月26日に開始、副首相のもとに国内委員会が30プロジェクト 教育・コミュニケーションは12の活動

21、先住民族
IYBはILCで参加し啓発している、決議文案に新戦略的計画の先住民族が参加するよう3つの提案を行う

途中からスイッチを押した国には発言の権利は付与できませんと議長、すでに僕の机にあるマイクは点滅しています。

そして先住民族が発言し始めたのであるとすれば次だと思っていたら、先住民族の発言が終わって同時通訳がたたみかけるように終わらせているタイミングで議長からNGOどうぞ、と聞こえた気がしました。

本当に巡ってきました。締約国の推薦が取り付けられなかったので厳しいと半分はあきらめかけていたのですが、チャンスがやってきたのです。とにかく準備してきた原稿、感情を込めて話しました。とにかく語りかけ、そして終わりました。

するとすぐに係りの女性がやってきて、今の発言内容がわかる資料はありますか?と問われたのでこれがスピーチ原稿ですと渡し、何に使うのですか?と問うと、会議の正式な議事録に残ります、と言われました。そうなのです、残るのです、僕の発言がCOP10の議事録に。とにかくやるだけのことをやってよかった、、、

さて会議が終わると一人の男性が駆け寄り良いスピーチだと名刺交換、そして日本の方々に囲んでもらいました。

その後、CBD事務局のCEPA担当で議長席に座っていたデビッドさんにも良いスピーチだったと握手してもらえました。

またEU代表として発言したベルギーのアンナさんという女性に話しかけ決議文について打ち合わせ、僕の用意した文章について意見をもらったのですが、趣旨は同じ方向であり、EUとしても強い決議文にするため修正案を提出した、ほかの国も出したため金曜ごろに新しい決議案がウェブで公開され来週またCEPAの会議が行われることを確認しました。

再び発言できるかどうかはわかりませんが、国連生物多様性の10年のすべての活動を支える重要な戦略であることが、すべての締約国に認識される決議文にするために活動を続けます。

これがスピーチ映像です。
20 Oct 2010 , 10:00 - 13:00 JST Shirotori Hall Working Group II


これが僕の発言内容です。

Thank you chairman, This is Japan civil network for CBD.

First of all, I would like to express my appreciation for giving me this opportunity.

Today, I would like to share my concern on current situation of CEPA with you all, and propose an idea to achieve our 2020 target.

As we have seen in the previous presentations, the movement of CEPA has grown since COP5 in 2000. We have many organizations that have been claiming importance of biodiversity with great effort? I myself have seen numerous groups of people in Japan who work hard to create sustainable society, not knowing that their activities are called CEPA. This power is so great that I believe it surely has the potential to change the world.

BUT, we failed to achieve our target for 2010.

WHY?

--- If we are in the same CEPA framework as it is today, probably we will not achieve 2020 target, which would be even challenging target.

Then, what we need?

My proposal, which consists of three parts, answers our question.

First, each Party develops its own CEPA concept which brings benefits to each Party as well as to the biodiversity ? which then should have a clear “Action Plan” to support this concept. Identify what strength and good practices you have in your country that can be the base concept for your CEPA concept. (For example, Japan can apply a concept “living together with nature” - a way of thinking that we traditionally have) At the same time, each Party has its own issues and obstacles to achieve the target ? so please identify what resources and aid you need from other Parties to overcome those obstacles.

Then, secondly, bring all Parties’ CEPA concepts to COP11 in India. There, we can put each CEPA concept together, and develop a global CEPA concept. This will optimize each country’s resources and enable us to support each other to achieve OUR target for 2020 ? to save OUR biodiversity for the future Earth.

Lastly, in order to reinforce this movement, I propose to include CEPA in the report of COP10 as the important strategy, and emphasize its importance. Then, this report will be a trigger to extend awareness of CEPA from government to media, and from media to all citizens.

I once made this ripple effect in “Cool Biz” campaign, which originated from the movement of CO2 reduction. By declaring clearly in the conference report, I moved the Japanese government and media - which then brought “Cool Biz” activities to many companies and people. As the result, public awareness of Cool Biz reached more than 90% in Japan.

The same strategy can be applied to CEPA - and I believe CEPA will be much stronger power to change our lives.

Thank you for your attention, and I’m waiting for your cooperation.


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名古屋国際会議場白鳥ホール


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これがスピーチ映像です。
20 Oct 2010 , 10:00 - 13:00 JST Shirotori Hall Working Group II

posted by 川廷昌弘 at 23:20| Comment(0) | TrackBack(0) | エコロジー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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