僕は、写真は哲学、写真は人生そのもの、と考え向き合っているので、
死ぬまで成長、そこで僕の作品が問われると思っています。
だから常に学びの姿勢でいたいと考えていますので、
人を指導するなんてことは全く頭にありませんでした。
しかし2007年の夏に地元鵠沼海岸で初めて個展をした際に、
2人の方から別々に講師になって欲しいと依頼を受けました。
2人とも、とても誠実で、しかも切実、
そんなお誘いを受けて断るのが心苦しいほど。
そこで講師というよりも一緒に教え学び合う気持ちならとお受けする事にしたら、
同じ会の方がまったく確かめ合う事なく声をかけてくださっていた事が判り、
尚更、この空気感なら僕も良い調和で出来るのではと思ってウレシくなりました。
当然なのですが、年齢はバラバラ、
全く違う写真、違う言葉、違う理解、違う成長、違う挫折、違う歩調です。
しかし、ヒトツだけ共通する事があります。それは姿勢。
写真が好きで、もっと上手に撮りたくて、撮る時間を大切にしている。
一緒に居て楽しい仲間なのです。
メンバーとの共通のテーマを「善行を撮る」にしました。
善行とは藤沢市善行、藤沢駅から小田急で2駅内陸に入った場所です。
メンバーにとってホームグラウンド、でも撮り切れていません。
僕と撮る事で刺激にして欲しいし、僕もこれをヒトツのテーマにしました。
海のない湘南です。「赤土でできた相模丘陵の南の端っこ」と説明されました。
メンバーの半数以上が案内人です。これほど生の情報はありません。
全国的に見てそんなに特徴のあるエリアではありませんが、
坂道、新興住宅、団地、里山など、実に幅広くいろんな顔を持っています。
そして、土地に歴史あり、僕の腕が試されます。
撮影で歩くのも独りではないのは初めて、魅力です。
いつか競作展をしたいと考えています。
「善行を撮る」
以前に「先生」と呼ばれるのに違和感があるので、
「名前で呼んでくださいね。」とお願いしたのですが、
気がつけばまた「先生」に戻っていました。
今では、もう良いかな、ニックネームだと思おうと。
しかし、実は接し方については自信がありません。
厳しく感じるのではないか?物足りなく感じるのではないか?
僕の限られた時間で完全にフォローするのは難しい。
昨夜の定例会で自分なりに感じるものがありました。
皆さんと初めてお会いしてから1年半。
僕が手掛けるグループ展も2回目を迎えます。
そろそろセカンドステージに入ろうかなと考えています。
さて、ご案内です。
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善行写友会作品展「四季の鼓動3」
日時:2月17日(火)ー22日(日)10:00-19:00(最終日は17:00まで)
場所:藤沢市民ギャラリー第2展示室(JR藤沢駅 駅ビル ルミネ藤沢6階)
後援:藤沢市教育委員会
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今日の午前中は「NPO法人湘南スタイル」の観光プロジェクトの会議。
何とか散在する議論のネタを仮説とシナリオに統合して、
効率的な進行をお手伝いできたかな、、、、改めてご報告します。
夕方の鵠沼海岸は波もなく無人の海。風もほぼ無風、佇むにはいい日でした。
昨日は久々に胸程度のセットが入り、お昼前後に波乗り時間を過ごしたのですが、
そんな波が一気に落ちてしまうのを「湘南マジック」と呼んでいます。
1月18日 鵠沼海岸