http://www.shonan-style.org/
僕は11年前に藤沢市に引っ越してきた、いわゆる湘南移住組。
湘南はあくまでもイメージで、行政はそれぞれ独自の活動を行っています。
移住してきた生活者実感で言うと、湘南地域の活性化は行政区分を意識せず、
ヒトツのイメージで考えても良いのではないかと思っていました。
このNPOはそんな市民の「想いをカタチにするトコロ」なのです。
4つのプロジェクトがあり、それぞれ有機的に活動が増殖しています。
Webサイトプロジェクトは増殖する活動を網羅し、
食農プロジェクトは「おいしい茅ケ崎」を中心に人の輪が広がり、
観光プロジェクトは湘南本来の魅力を掘り下げテーマが広がり、
交流会プロジェクトは地域のオピニオンを巻き込んでいます。
社会貢献という同じ志を持った人々が自然と集まり、
行政区域を意識せずコミュニティー経済を活性化するアクションを誘発、
まさに行政、業種の垣根を越えたプラットフォームです。
博報堂生活総研の今年のキーワードは「第三の安心ー社会を修理する生活者ー」
不安と混迷の時代に、生活者みずから社会基盤を立て直す。(第三の安心づくり)
個人のチカラを束ねて、行政や企業が行っていた社会の「しくみ直し」を実現する。
「社会修理(=ソーシャル・リノベーション)」の時代としています。
http://seikatsusoken.jp/detail.php?a_id=2951
それを実現しているNPOのヒトツと言えるのではないでしょうか。
先日アドバイザーの就任要請を受け、今日はその立場で初めて会議に出ました。
これにはこんな経緯があります。
2007年6月に、写真集「白杭の季節」の出版記念展を地元で行った際、
地元の写真家として取材をしてもらったことがきっかけとなり、
http://www.shonan-style.jp/0ld_data/contents-special/hito/kawatei/
その秋に、平塚市美術館で行った僕のワークショップ
「写真で表現ー懐かしい場所・記憶としての湘南風景ー」の関連エッセイを掲載、
http://www.shonan-style.jp/close-up/2007/11/kawatei1.html
http://www.shonan-style.jp/close-up/2007/11/kawatei2.html
http://www.shonan-style.jp/close-up/2007/11/kawatei3.html
そして2008年5月、2ヶ月に1回40名ほどを集めて行う交流会で、
写真家の活動と環境コミュニケーションの仕事を合わせてお話する講演を行い、
http://www.shonan-style.jp/ss/2008/05/jp4.html
関係各位との顔の見えるリアルなお付き合いが始まった次第です。
そして今日から僕に出来る事で恩返しすることになったわけです。
プロジェクトから広がる新たなアクションを限られたメンバーで運営するために、
効率的に議論の方向性を導く役目を仰せつかったようです。
とてもやりがいを感じています。
今日の議事から一つ紹介します。
自給率が極めて低い茅ヶ崎の農業振興、地産地消、水田保全のため、
100%茅ケ崎産米による災害備蓄用のおかゆを製品化したお話です。
http://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/newsection/hishokouhou/houdou/090108/okayu.html
カトリック茅ケ崎教会
僕が講演した第4回交流会の模様
湘南スタイル「杉ちゃんが行く」より