2017年01月17日

今年の117に思う

阪神淡路大震災から22年。

倒れてきたタンスの重みも忘れ実感は薄れていくが、毎年117はあの日に思いを馳せるようにしている。今年はあの日を起点に自分が何を思うのかを記してみる。

人の価値観を変えるには自分が意図せず体験する事が欠かせない。僕の場合はタンスの下敷きになったことだったと後で振り返り気づいていった。

ひとつは写真家として自己表現を積み重ねる作品を構築する中で視点が育まれることに気づいたこと。

もうひとつは環境省の国民運動の仕事の中で新しい価値観を探そうとしている自分に気づいたこと。

新たなライフスタイルをという活動をしていると様々な人がいることに気がつく。原理主義的からファッション感覚まで。僕は僕らしいバランス感覚でその道を真っ直ぐに進むように考えている。

僕らしいとは、それは常に当事者であること。

博報堂で、チーム・マイナス6%での業務実績から環境コミュニケーション部を創ってもらい部長となり、いまはCSRの推進担当部長として独自のソーシャルアクションのあり方を拓く視点。

2010年のCOP10で、生物多様性の主流化に関するコミュニケーションの決議にNGOの立場で自ら提言を行い、それを実践する環境コミュニケーションのプロボノ集団「一般社団法人CEPAジャパン」を仲間と設立し代表として模索する視点。

ひとつの道を複数の視点で見るという俯瞰とフォーカスする感性。創造力。

SDGsを推進する今は、グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパンのSDGsタスクフォース・リーダーという立場も加えて、企業プラットフォームというもう一つの立ち位置からの視点。

そして新たに研究者の立場から、先行研究の文脈に入り実業の経験をそのまま取り入れた思考により検証だけでなく社会実装を目指したいという視点。

政府、国連機関、アカデミア、メディア、企業、NGO、一般生活者、すべてのセクターとの協働による未来のためになる行動変容を考え国民運動的な仕掛けを模索する。

週末や平日の朝の波乗り。全身で感じる海、脳みそだけでない刺激から得る何かが全ての思考を生んでいるというつながり。

僕には、ライフワークではなく生き方そのもの、日々の拠り所、生きる糧となっている。

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芦屋霊園からの眺め 2017

posted by 川廷昌弘 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | エコロジー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする