2012年01月21日

生物多様性条約事務局長の交代

昨年で任期が切れていたジョグラフ生物多様性条約事務局長が交代する事になりました。新しい生物多様性条約事務局長はブラジルのBraulio Ferreira de Souza Diasさんです。

詳しくは国連から出された資料をリンクしますので確認ください。
Secretary-General SG/A/1320  BIO/4350 ENV/DEV/1256

1953年生まれで、ブラジル国内では環境省を始めマルチプログラムを統括する立場にあり、ブラジル政府代表団として生物多様性条約の交渉や実施そのものに関わり、地球環境ファシリティや国連の科学技術諮問パネルのメンバーも歴任し、国際レベルでの生物多様性政策、プログラム及びプロジェクトの実施運営を行うための豊富な経験がある方のようです。(エジンバラ大学で動物学の哲学博士を取得、ブラジリア大学で生物科学理学士を取得されているようです。)

これまで勤めて来られたジョグラフさんと日本のNGOは頻繁に対話を重ね、「国連生物多様性の10年」をはじめ様々な成果を挙げてきました。それだけにジョグラフさんの再任を多くの方々が望まれていたと思います。

例えば直近の例で言うと、6月のリオ+20に向けて、生物多様性の主流化を目指した提言をするために設立した「リオ+20と生物多様性実行委員会」のキーアクションにもなった「石川宣言」は、10月に来日したジョグラフさんに日本のNGOとして今後どのようなアクションをしたら良いかと相談した際、アイデアを提供してもらったものを実現したのでした。

僕個人的にも3年間に渡り何度もお会いする機会をいただき、COP10ではCEPA決議に対してNGO提言をスピーチし、各国のコンセプトに基づいたフォーカルポイントの設置などの提案をしましたが、その成果として日本国内におけるCEPA活動のフォーカルポイント設置というカタチを作る事ができたのは、多くの仲間に支えられたのが最も大きな事ですが、ジョグラフさんと直接会話をしてきたという自信も大きかったと思います。

12月のエコプロダクツ展で一緒にステージでジョグラフさんとお話した際に、被災地の森林支援プログラムであるどんぐりプロジェクト(ProjectD)を絶賛していただき、日本のグリーンウェイブの活動コンセプト「木のある暮らしを再認識する」を共有、ステージ後のビデオインタビューでは、今年5月22日の生物多様性の日に全世界で実施されるグリーンウェイブのイベントは日本で参加したいとまで言ってくださっていました。

一般社団法人CEPAジャパンが環境省の方々と協議をしながら様々な施策を検討できているのもそう言った活動の賜物だと思います。昨年12月に生物多様性条約事務局との覚書を交わし、国内活動の充実と国際交流への発展をまさに始める段階に来ています。正式に何とお呼びしていいのか判りませんが、仮にディアス事務局長と今日は呼ばせていただきますが、ディアス事務局長さんと、これまでの流れを共有させていただき、今後の活動をサポートしていただけるようお願いしていきたいと思います。


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Braulio Ferreira de Souza Dias新生物多様性条約事務局長

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2012年01月17日

阪神淡路大震災から17年、もう17年、まだ17年。

地下鉄に乗って何気なくみた時計が示した今日の日付「117」。

週末の仙台では、グリーン復興プロジェクトの会議で大いなる刺激を受けて、様々な人をつなぐ作業と思考をしていた頭に「!」が灯り一気にフラッシュバック。自分の身の上に起こった事実を振り返る思考にゆるやかにシフトしました。

震災前の少年時代の面影を残す生まれた町を撮り歩いた自分探し、そこに突然の揺れ。瓦礫となった町。自分には何もできないという無力感。そして静かに佇みそっと勇気を与えてくれた一年後の桜。それでも時間は流れ、町の槌音が聞こえ個人の復興、自治体が動き町の復興、そして起こる様々な人災。災害から10年で出版した写真集「一年後の桜」は、それでも人々は暮らしの基盤を創り上げ新しい装いとなった町で終わっています。

今はその町にひとの息づかいで色づいているように見えます。しかし個人の復興の差異はあり人ぞれぞれの想いで今日を迎えているのだと思います。

ブログにも書きましたが、今年出版された「アフターマス」という本で僕の写真集「一年後の桜」が紹介され、写真評論家の飯沢耕太郎さんから「時の経過と写真家の取り巻く状況の変化が、写真にしっかりと写り込んでいる。」という最高の褒め言葉を添えてもらい、さらに「時を隔てた複数回の撮影によって震災のアフターマスを粘り強くフォローしていこうとする視点、、、そのことは、東日本大震災においても充分に結う光栄をもっている、、、」とも書いていただきました。

そして今、東北大学のグリーン復興プロジェクトで様々な活動をサポートしている自分。生き甲斐を失わないために何としても越えて行きたい想いを抱える自分。すべて同じ自分。

そんな今日、時々あるのですが、会社の尊敬する先輩の中野民夫さんから電話で、「お昼はどう?」。いつものように会社の食堂で向き合って語り合う時間を持ちました。春から同志社大学の教授に就任する中野さんが、いろいろテーマ探しをしているというお話から始まって、いろんなシナリオ、キーワードを重ねるうちに気がついて、中野さんの著作である「自分という自然に出会う」に全ての答えがありますねと僕は返しました。

これからの民主主義、サステナビリティ、環境問題を越えて、地球市民として生きる視点。忙しくとも笑顔を絶やさず、いつもワクワクを胸に抱いて走り続ける。

多くの肩書きを持ってソーシャルビジネスを思考し様々な「つなぐ」効果を生み出していくには、中野さんが語り続けて来た「自分という自然」という概念こそが全ての答えだと改めて思い、そんな語り合いを会社の食堂で交わすという贅沢な時間。

声をかけてくださった中野民夫さんに感謝。


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写真集「一年後の桜」蒼穹舎


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2012年01月15日

今年最初のグリーン復興プロジェクト

今日は午後から東北大学でグリーン復興プロジェクトの会議でした。

今日の発表内容は盛りだくさん、少しずつこのプロジェクトの対外的な役割が見えて来たような気がします。特に圧巻だったのは盛岡農業高校の女子高校生3人(+引率の講師1人)の発表でした。内容は「盛農の岩手復興計画」〜塩性植物を活用した被災農家の復興と特産品づくりを目指した活動〜というもので、アサヒビールの環境教育プログラム「若武者塾」で岩手の被災農地の再生について研究・発表した高校生で、年末に最優秀賞を受賞。pptをテンポ良く進め、3人がパートを分けて一気呵成に物語を進めて行きます。プレゼンや講演に慣れている僕を始めプロジェクトのメンバーも圧倒されるボリュームと研究内容の深さ細かさ、自分のプレゼンがマンネリ化している事を恥じるような気持ちになるほどの新鮮な発見でした。地域の生物多様性を損なう事なく、地場産業として循環するこのプログラムが導入され、地域の方々とこの高校生達が笑顔で収まる写真を撮りたいと想いを馳せました。

そしてもう一つ、明成高校調理科の高橋先生が生徒と一緒に取組むリエゾンキッチンの「みんなの白菜物語プロジェクト」。白菜が日本に持ち込まれた歴史から浦戸諸島でタネを守ってきたことをなどを「ハクサイの絵本」(農文協)から知り、2010年3月から活動を開始し、現在災害復興のプロジェクトとして取組んでいます。地に足のついた活動、高橋先生の熱意、そして会議に参加した6名の高校生たちの勤勉な姿勢にプロジェクトのメンバーは心を打たれた、そんな空気感が漂っていました。僕もぜひこのプロジェクトの継続や発信のサポートをさせてもらえたらと思いました。そして11月11日「いただきますの日」プロジェクトを立ち上げた事を説明し、311,911によって11日が命の尊さを考える日になっている事も踏まえて、毎月11日に「いただきます」から命のつながりを考える日にしていきたい事もプロジェクトの皆さんにお話しました。一緒にイベントができると良いなと思います。

それから、とても大切な発表がありました。「市民がつくる亘理町グリーンベルトプロジェクト」です。この亘理町はいちごの産地としても有名でしたが90%が被害にあってしまいました。そこに多くの方々の熱意で立ち上がったのがこのプロジェクト。タネを拾い苗に育て土地を整備し植樹する、、、このプロジェクトを進める松島さんに「生物多様性と子どもの森キャンペーン実行委員会」をご紹介したいとお伝えしました。少しでもお役に立てればと思います。

そして、河田教授が取組む浦戸諸島の様々な調査です。白菜、牡蠣の養殖、生物多様性豊かな資産、歴史、文化、様々なエピソードを持った素敵な島々、この島のエピソードを聞けば聞くほど「生物多様性の宝島」のような島々、その復興支援です。復興というより「未来への橋渡し」と言ったような言葉で表現したくなるようなお話がたくさんあります。今後、仕組みとシナリオをどのように描いていくのか、このプロジェクトも少しでもお役に立てればと思っています。

そんな発表が続く会議、13時半から17時半まで10分の休憩を1回挟むだけの濃厚なものでした。このような熱意による活動がメッセージとなって、リオ+20での政治声明に反映され、日本本来の精神、そしてグリーン復興にこそ生物多様性の概念であり、見るべきものがあると世界の仲間に理解してもらい、リオ+20以降の地球保全の世界モデルとして本質を理解した活動が多彩なセクターの連携によって推進する事を願うのみです。その片隅で僕も存在していたいと思うのです。

帰りの新幹線まで駅前のお店で打上げと懇親会、CEPAジャパンの盟友で、このプロジェクトの事務局を担う服部徹くん、何と僕の弟と生年月日が一緒だと言うのが発覚。周りで聞いていた人からは道理でという声。兄弟のように動いているように見えたそうです。去年のWorldsift Forum 2011でも持論である、生物多様性の経済価値を話しています。とても様々な切り口でユニークに考えて、何事もエネルギッシュに情熱的に取組む服部くん、そのように周りから見えていたのなら光栄な事で、発覚を記念して書いておきます。



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東北大学


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2012年01月09日

湘南の海辺の小さな町、二宮

僕の住む藤沢から東海道線を小田原に向けて西に走ると、辻堂、茅ヶ崎、平塚、大磯、と旅情をくすぐる湘南の駅名が続きます。大磯の隣にあるのが、今日のお話の二宮です。この町では「まちづくり工房しお風」の神保智子さんが地域の自然資産や歴史文化を紐解き、多くの人々との交流を創出し、より良い町づくりに奔走しています。

神保さんとは茅ヶ崎のNPO法人湘南スタイルの活動で知り合ったのですが、少しずつプロジェクトを実施してきました。まず最初は、2009年の湘南庭園文化祭の一環で、カメラを持って町歩きをして、撮影したプリントを持ち寄って各自パネルに仕上げて発表し合うというワークショップを実施。これは平塚市美術館の学芸員端山さんと僕が考案した写真のワークショップで、平塚市美術館で2007年、2009年と2回実施したのですが、その地域展開として実施したものです。タイトルは「写真で表現 湘南の残したい資産、笑顔に出会える暮らし」。神保さんとの打合せで話を聞くうちに、町を風景や建物だけで表現するのではなくて、最近は肖像権などの問題で人物のスナップが難しい時代になってしまっていますが、ここ二宮という町は、とても気持ちがおおらかで、笑顔を撮影できるような町だと感じ、何とか人物肖像も入れて町を表現できたらと思ったからです。

1週目は神保さんの案内で町歩きをしながら撮影をして終了。2週目は撮影した写真を好きなサイズにプリントして持ち寄り、自分らしく表現してプレゼンをしてそれぞれ感じた二宮を共有する事で、二宮の町を浮き彫りにしていこうというものでした。このワークショップを実施した事で、特に二宮の地場産業に従事する人たちを、その仕事の現場を旬な季節に撮影する事で町が見えてくるのではないかと思い至り、その第一弾として実施したのが、2010年の5月に二宮の海でワカメと昆布漁を営む老漁師の西山さんの撮影でした。大きな波には打ち勝てたが、寄る年波には勝てないと丘に上がる決意をされ、3日間貼り付いて漁の様子、最後の季節となる海上での作業の様子などの撮影となりました。

この老漁師シリーズを含めた二宮の地場産業を撮るプロジェクトを、今年は何とか実現しようと思い立ち、神保さんと打合せをしました。いろいろ話す中で、僕が二宮をどのようなコンセプトで捉え、それをどのように人で表現するのか、その材料を根掘り葉掘り聞き出し、自分の中にイメージを構築していく作業となりました。

二宮の沖合は、瀬の海と言われ海底が深く流れが早くプランクトンが豊富であり、黒潮に洗われ丹沢など山々にも守られ温暖な地であるため、農作物や海産物に恵まれた地であり、食材豊富なため醤油や甘酒など発酵文化も昔から各家庭に根ざしてていたことから、大きな自然から小さな自然まで、賢明に暮らしに取入れ穏やかに暮らしてきた人々の姿が、二宮を構成しているようにイメージが膨れ上がってきました。都市に近くて温暖で自然も豊かな町を、自然と共生する人たちで表現、そして「笑顔が撮影できる町」です。

このイメージに添って地場産業に従事する人を中心に人選して、その産業の特徴が表れる季節に順を追って撮影していく、、、そんなプロジェクトです。

このロケハンのために、3月に二宮の人を巡る一日を過ごしてみようと思い、それを町歩きのワークショップに仕立てて、今回はNPO法人湘南スタイルのメンバーの皆さんと一緒に歩いてみたいと考えています。

NPO法人湘南スタイルのプロジェクトの一つに、二宮のみかんを湘南の地場産業としてもっと活性化するように、「みかんの木オーナーシップ」というプロジェクトを神保さんと実施しています。このプロジェクトをより良く発展させるために、より深く二宮の地場産業を知り、さらに二宮のみかん産業の今後を考えるためにも、二宮を写真を通して個人個人が俯瞰して整理できれば良いのではないかと考え、このワークショップをやってみてはどうかなと思い至りました。

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写真で表現
湘南の海辺の小さな町
  〜地場産業を通して二宮を知ろう!〜
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もちろん、どなたでも参加可能なワークショップにしてみようと思います。

日本写真家協会の仕事として敢行しようと思います。ぜひご興味ある方はご連絡くださいね。お待ちしています。


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鵠沼海岸


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藤沢善行



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2012年01月07日

芦屋にある昔ながらの手焼きせんべい田中金盛堂

芦屋に「田中金盛堂」という「昔ながらの手焼せんべい」屋さんがあります。今の三代目さんは僕の小学生時代からの同級生。小学校の頃には毎日のように遊んでいたように記憶しています。

家に遊びに行くと、お店ではおじさんがくる日も来る日も鉄板の上に生地を乗せては挟んで焼き、焼き上がったせんべいをあぐらをかいた膝の上で形作って仕上げてそしてまた同じ作業を繰り返して、常に鉄板を動かすカチャンカチャンという音がリズム良く聴こえてきていました。田中金盛堂という言葉を耳にすると、まず思い出す光景で今も懐かしくその動作が目に浮かびます。

もう一つ思い出すのが、帰る時にはおばさんからもらったできたてのABCカステラ。素朴な味ですが、いくつ食べても食べ飽きないこのABCカステラ、原材料を見てみると「卵、砂糖、小麦粉、香料、ベーキングパウダー」、とてもホッとする材料だなあと、あの頃にこのカステラをおやつにさせてもらっていたのを、改めて有り難く思います。

その同級生が誕生日だとfacebookが教えてくれました。

友達のfacebookのウォールにおめでとうのメッセージを書いたら、田中金盛堂のファンページがあったので見てみると、懐かしのABCカステラの写真があり、「懐かしいなあ、小学生の頃は毎日のように食べていました。」と書いておきました。するとたまたま実家の母から、帰省の時の忘れ物が宅急便で送られて来たのですが、その中になんと!ABCカステラが入っているではないですか!母は当然ながらfacebookをするはずもありませんので偶然も偶然、本当にビックリ。

いったい何年ぶりに口にしたでしょう。懐かしい味。そして田中金盛堂のHPを検索して見てみるとラインナップが豊富。その中で松葉せんべいを発見。僕の写真シリーズの一つで、2009年に新宿と大阪のニコンサロンで個展を開催して撮影を継続している「松韻」シリーズは小学校の頃から親しんできた松林の記憶がベースです。小学校の中庭や海岸近くの芦屋公園には背の高い老松が生えていて、友達と遊ぶ頭の上では浜風に吹かれる松韻がBGM。僕の感性を構築する大切なパーツの一つである松の木。故郷の銘菓として、芦屋市の木でもある松をモチーフにしたせんべいがあった事を、すっかり忘れていました。松葉せんべいの原材料は、「卵、砂糖、小麦粉、膨張剤」。何かの贈り物に、この銘菓の入った詰め合わせをと思ったのでした。

facebookが知らせてくれた旧友の誕生日。そして帰省の忘れ物と言って送ってくれた母からの宅急便。この正月は自分の原点の一つをひも解いてくれたようです。


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懐かしの味、ABCカステラ


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2012年01月06日

NPO法人湘南スタイルの今年に注目

今年はまだ出社していません。十二分に休養をいただいています。
昨日、今日と、気温が上がった昼前の快晴のもと、1時間ほど波乗りをして体をほぐしました。

今日はアドバイザーを引き受けているNPO法人湘南スタイルで打合せをしました。茅ヶ崎を拠点とするこの非営利組織に今年は注目していただきたいなと思っています。何年もくじける事なく茅ヶ崎市へ官民連携による地域経済振興を「食」で行う事をテーマにアプローチを続けて、今では茅ヶ崎市の農業振興アドバイザーとして協定を交わし、 関東農政局の平成23年度6次産業総合推進委託事業における委託先にもなり、自然資本による地域経済振興を標榜する組織の姿形が見えて来ています。長年に渡って議論してきた計画を一歩前に進める事にもなりそうですので、今年は益々その活動を判りやすく発信する時期に来ているようにも思いますので、「動く!」をテーマに運営も広報も考えていこうという話になっています。

現在仕掛かりのプロジェクトは、

おいしい茅ヶ崎
茅ヶ崎産米100%使用 災害備蓄食糧 おかゆ
みかんの木オーナーシップ
ふれあい田んぼ塾

などがあります。

僕にとっては、これがまさに「生物多様性の主流化」とも言える活動となっていきます。地域自然資産による地域経済振興で、持続可能な幸せを地域で考えるモデル、この視点で活動をアドバイスしており、主幹となる大きなプロジェクトのプロデュースも行います。これらを表現するキーワードが2つ出来ているのですが、しかるべきタイミングで発表したいと思います。そして、もう少し「生物多様性」という言葉を引用しながら、具体的に国際会議や決議とこの地域の活動や暮らしとのつながりを説明し、理事の皆さんや正会員の皆さんにもそれぞれの活動を「自分ごと化」していただこうと思っています。

この湘南スタイルの強みは、情報発信する機能を持っているところかも知れません。株式会社ボンドというホームページ制作、印刷物制作会社がCSRとして、この湘南スタイルのサイトを運営管理しているのです。本来広報機能がウィークポイントになるのがNPOですから、そう言う意味ではユニークな組織ですし、僕がアドバイザーを続けたい理由はそこにもあるのです。つまりCEPAを得意とする機能を持ったNPOなのです。この機能を充分に活かし切って、湘南から様々なグッドプラクティスを発信するサポートをしたいと考えています。

そんな湘南の正月の気分を醸成してくれるのは、やはり冬型の抜けるような青空のもと、裾野まで雪化粧をした富士山の眺めです。これは昨日の波乗りの前に、いつもの丘の上から撮影したものです。今年もこれまで以上の充実の一年になりますように。


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鵠沼海岸


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2012年01月03日

茅ヶ崎漁港

今日はゆっくり家で過ごし、茅ヶ崎漁港へ縁起物として大漁旗を青空の下で撮影しょうかなと出かけてみましたが、残念ながら旗はかろうじて一つしかなく、釣り客でにぎわう船が港に戻ってくる時間でした。少し静かな漁港、意外とフォトジェニックな所です。

西日に浮かぶ堤防に目をやると、これは「植田正治の世界」とどこからともなく声が聞こえたと同時に早歩きでアングルを求めて一枚シャッターを切りました。今年、一枚目の写真の神様がやって来てくれたようです。

茅ヶ崎漁港について(茅ヶ崎市ホームページより)
茅ヶ崎市唯一の漁港である茅ヶ崎漁港は、昭和26年に第1種漁港(その利用範囲が地元の漁業を主とするもの)として指定され、現在、防波堤、護岸、波除堤、物揚場、船揚場、荷さばき所などが整備され、沿岸漁業の拠点となっています。また、沖釣りや磯釣りの人気が高い茅ヶ崎の海には多くの釣り人が集まるため、渡船や遊漁船の船宿が周辺に軒を連ねています。荷さばき所では6月と10月の年2回、茅ヶ崎市漁業協同組合により「さかなの市」が行われ、主に相模湾産の魚介類が販売されます。


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植田正治へのオマージュ


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すべて茅ヶ崎漁港にて


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2012年01月02日

今年の初乗り、上空に龍の顔

鵠沼海岸で過ごす今年の初日、小さな波でしたが、午前中に波乗りを1時間ほどして初乗り。北風で体が冷えてしまったので着替えて海をしばらく眺めていましたが、急激に雪雲が上空を覆い、強い北風が背中から吹いたかと思うと、海面を江ノ島に向けて風が移動していくのが見えました。

夕方、いつもの砂浜の丘に向かうと、鵠沼海岸の上空を龍の顔が頬を少しピンクに染めながらゆっくりと移動していきました。「今年をしっかりやれよ」と静かに優しく語りかけてくれているように思えてなりません。そう思うと、風で歪んだ竹柵は龍の体に見えて来て、伊豆半島に浮かぶ雲が龍の群れに見えてくるのでした。

静かな年明けは嵐のような一年の前触れなんだと感じています。


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鵠沼海岸、龍の顔がゆっくりと流れ行く


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風で歪んだ竹柵は龍の体


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伊豆半島の上空は龍の群れ


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2012年01月01日

両親と握手して実家をあとに

芦屋から鵠沼に向かっています。

多くの親戚が集まるにぎやかな正月。午後は父と弟と3人で芦屋霊園に墓参りをして、夜の最後の1時間ほどは、弟、両親とだけで絆を感じる時間を過ごして、両親と握手をして実家を後にしたのは初めてではないかな、弟と新大阪まで一緒に移動。

公益財団法人日本テニス協会の要職に就く7歳違いの弟、国境をヒラリと股に駈けてアジアを中心に世界の動向を吸収し、日本のテニス界をグローバルレベルで維持できるよう活動を推進しながら、トーナメントスポーツの厳しいビジネスの世界に身を置き、キラキラと輝く日々を過ごす自慢の弟です。

その弟と母をはさんで父に写真を撮ってもらいました。母のこんな笑顔は初めて見たように思います。いつまでも元気でいてもらうためにも、兄弟2人がそれぞれ良い人生を送れたらとの想いで胸を熱くし、そして自分の中の龍を育み天に昇らせるよう頑張りたいと、この写真を見て想うものがあります。


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芦屋霊園からの眺め、手前は芦屋の町並みから遠く大阪から紀伊半島の山並み


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一族の集合写真


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芦屋ガーデン


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母と弟、撮影は父


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2012年、新たなスタートの年に

様々な想いを抱えたまま新年を迎えましたが、久しぶりに顔を合わせた家族たちとの本音で語り合う空気の中で、新たな気持ちを抱いてスタートをできたように思います。

例年と同じように芦屋の実家に帰省し、初詣のため芦屋神社に歩いて向かい、参道で並ぶ人たちとカウントダウン。しかし例年より人が少なく素朴な田舎のスケールで何かホッとする雰囲気。

基盤を大きく変えてこれから様々な事に臨みます。大切な想いを共に抱ける人との歩み、厳しい道ではありますが清々しい心を忘れず、そして大きな心で遠くを見据えて足元を確かに、、、自分の人生にワクワクしながら一歩一歩を刻んでいきたい、、、

新年に自然と浮かぶ言葉を紡いでみました。
本年もよろしくお願い致します。


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実家新居の前で両親の年賀用写真


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芦屋神社、初詣


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